蝉雑記帳2019

1 葛西臨海公園から安行

葛西臨海公園
葛西臨海公園
安行橋付近
安行橋に通じる道

8月12日、 午前7時過ぎから10時過ぎにかけて葛西臨海公園でセミを見ていたのだが、ニイニイゼミを除くと低調だった。
天気は曇りで一時小雨、その後川口市安行へ移動した。埼玉高速鉄道の戸塚安行駅から地上へ出ると雨が降っていた。 なかなかやみそうにないので、地下道へ戻り、休憩スペースで食事をし、ビニール傘を買い地上に出ると雨はやんでいた。 安行橋の近くではヒグラシが少数鳴いていたが、タケオオツクツクの声はしていない。それでも、しばらくすると安行橋の南側に広がる竹林から タケオオツクツクの合唱聞こえてきた。
 8月3日、17日にも来ているが、夕方までいなかったこともあり、まともに合唱が聞こえたのはこの日だけだったので、今年は発生が少なかったのだと思う。

2 自宅付近のセミ

 ニイニイゼミの初聞きは7月14日自宅の庭、ヒグラシが7月23日、アブラゼミが7月24日、ミンミンゼミは7月28日、ツクツクボウシはつくば市高崎自然の森で7月28日、自宅の庭が8月13日、人為的と思われるクマゼミが8月4日。終聞きはニイニイゼミが自宅の庭で8月13日、高崎自然の森で9月12日。同じ場所でヒグラシも9月12日、ミンミンゼミは自宅の庭で9月11日、牛久市田宮でで9月19日、アブラゼミは9月27日、ツクツクボウシは10月5日。自宅の庭で見t桁セミの脱皮殻はアブラゼミが8個(2オス、6メス)、ミンミンゼミ7個(3オス、4メス)。自宅付近のセミは全体的にやや低調だった。
今年で、17年になるセミの幼虫飼育妨害、おかげで、クマゼミのメスの脱皮殻と羽化失敗のオオシマゼミメスの死骸しか見つかっていない。

3 YouTubeで見つけた外国のセミ

  8月前半で仕事がなくなってしまい、早くも自粛状態になって自宅でYoiuTubの外国のセミの動画を見ていた。気づいたことは、タイワンクマゼミが、ヤエヤマクマゼミのようなタイプとクマゼミのように「シャアシャアシャア」と鳴き落ち着きのないタイプがあるようだ。タイワンヒグラシも高潮音「シャシャシャギー」の前に「ワンワンワン」というような音を出すタイプと出さないタイプがあり、石垣島のは出さないタイプ。保護昆虫のタイワンアブラゼミは夕方まだ明るいうちに地上に出てきて羽化が始まる。イワサキゼミは石垣島と同じようなタイプと弱音の部分が異なるタイプがいる。対馬のミンミンゼミは朝鮮半島のミンミンゼミより中国北部のミンミンゼミ方が近い。

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